何か新しいの触りたいなーと思い、聞いたことはあったけど、今まで触っていなかった Rust をインストールして、プロジェクト作成&実行までやってみました。
Rust のインストール
Homebrew で Rust をインストールし、Rust のバージョンを確認します。
$ brew install rust
$ rustc -V rustc 1.23.0
Cargo でプロジェクトを作成する
Cargo とは Rust において
- コードのビルド
- コードが依存するライブラリのダウンロードとビルド
を管理するもので、新しくプロジェクトを作るときも Cargo を使うようです。
Rust をインストールすると一緒にインストールされるのでバージョンを確認してみます。
$ cargo -V cargo 0.24.0
Rust で新しくプロジェクトを作成する場合は、cargo new プロジェクト名 --bin
を実行すると プロジェクト名
に指定した名前のディレクトが新しく作成され、その中にプロジェクトが作成されます。
$ cargo new hello_world --bin Created binary (application) `hello_world` project $ cd hello_world
ライブラリではなく実行可能なアプリケーションを作る場合は --bin
オプションを渡し、バイナリファイルが作成されるようにします。
cargo run
コマンドでプロジェクトのビルド&実行が1発で実行できます。
$ cargo run Compiling hello_world v0.1.0 (file:///Path/to/hello_world) Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.28 secs Running `target/debug/hello_world` Hello, world!
きちんとビルド&実行され Hello, world!
という文字列が返ってきました。
ここで、ファイルを編集せずにもう1度 cargo run
コマンドを実行してみます。
$ cargo run Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.0 secs Running `target/debug/hello_world` Hello, world!
1回目を実行してからすぐに2回目を実行すると、2回目は Compiling ...
の行がないのが確認できるかと思います。
Cargo はプロジェクトのファイルが変更されていないか確認し、最後のビルドから変更されたファイルがあるときにだけプロジェクトを再度ビルドします。
まとめ
インストールは Homebrew で行ったので1発で終わりました。
まだプロジェクトの作成&実行しか試していないので、これから公式ドキュメントのサンプルアプリケーションを作成したり、Rust の文法を覚えていきたいと思います。
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