s3fs の利用者への注意喚起記事です。
こちらの記事で Amazon S3 の署名バーション2が2019年6月24日に廃止される影響で、一部の利用者は S3 にアクセスできなくなるかもしれないと注意喚起されています。
s3fs のどのバージョンまでを利用していたら対応が必要なのか
個人サイトで s3fs を使用して S3 のバケットをマウントしているので、どのバージョンまでを利用していたら対応が必要なのか調べてみました。
s3fs が署名バージョン4に対応したのはこの PR のようです。
こちらの PR により、署名バージョン4をサポートし、さらにデフォルトで署名バージョン4を使用するように変更されたようです。
ChangeLog を見ていくと s3fs の 1.79 以上のバージョンであれば署名バージョン4を使っているので問題なさそうです。
https://github.com/s3fs-fuse/s3fs-fuse/blob/v1.84/ChangeLog#L258
s3fs のバージョンの確認
s3fs のバージョンは次のコマンドで確認できます。
$ s3fs --version Amazon Simple Storage Service File System 1.72 Copyright (C) 2010 Randy Rizun <rrizun@gmail.com> License GPL2: GNU GPL version 2 <http://gnu.org/licenses/gpl.html> This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
1.72・・・
このままだとマズイですね・・・早めにバージョンあげなくては・・・
まとめ
s3fs の 1.79 未満のバージョンを使っていると、2019年6月24日以降に S3 にアクセスできなくなる危険性があるので、早めにバージョンをあげましょう!